「三宝」のお話
昔から人が生きてゆくためには、3つの宝が必要であるといいます。
3つの宝とは、
財産という宝物
家族という宝物
健康という宝物
"財産"に関しては、手に入れることの難しさは百も承知のことですが、"家族"そして"健康"という宝物は、最初から「在って当たり前」と思いがちです。
しかし、この2つは「失ってみて、初めてその大切さがわかる」といった性格のものなのです。
"健康"に関して言えば、「予防に勝る治療はなし」。私のところにも病気が進行し、どうしようもなくなってから「何か良い治療法はないか、代替医療はないのか」といった相談が後を絶ちません。それでは手遅れなのです。
漢方の3大古典書の一つとも言われる「黄帝内経」には、次のような記述があります。
「病気になってから治療を講ずるは、喉が渇いてから井戸を掘り始めるのと同じである」
喉が渇いてから、慌てて井戸を掘り始めても遅いですね。そうなのです。病気になって慌てるよりも「病気にならないように予防を考える」「予防に勝る治療はなし!!」
。この言葉を大切にしていきたいと思っています。
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